FreeBSD 10.1 導入

ずっと先延ばしにしていた OS バージョンアップを断行するのであります。 そうしないと Tinkerer の置き場が決まらない。

FreeBSD のリリーススケジュールは、

  • 10.2 — 2015年11月
  • 11.0 — 2015年7月

11.0 に手を出すつもりはないので 10.2 に着目すると、半年以上先の予定だから 今 10.1 にバージョンアップしてもそれほど悪いタイミングという訳ではない。 よろしい。

まずは気楽に作業できる開発機から。

クリーンインストール主義者なので、さくらVPS で新インスタンスを契約、 10.1 の ISO でブートさせて手なりのインストール。さくらVPS 側で カスタムOSを準備してくれると sftp put する手間が省けて楽なのだが、 未だに9系しか用意されていないというのは怠慢ではないのかね。 FreeBSD ユーザってそんなに少ないのか。まぁ少ないよね。

これまで pf を使っていたけど、これを期に ipfw に変えてみる。 初めて使うツールはやはり細かい所で躓くな。

  • ループバックと ip6 mandatory の設定は rc.firewall が勝手に設定するので ユーザは書かなくていい。
  • rc.firewall の自動設定にルール番号1000番まで消費されるので、ユーザは 1001番以降を使うと良い。
  • DNS, NTP は UDP を使うことを思い出せ。何で忘れるんだろうかねぇこういうこと。
  • udp 設定に keep-state オプションを付けると tcp established っぽい挙動になって便利。

Tinkerer は、

  • easy_install だと not found
  • pip だと lxml のコンパイルでコケるので、別途 pkg install py27-lxml すると通る

あとは概ねいつも通り。