Concrete5 所感

昨日は学術会議でデータジャーナルに関する講演会。 10人くらいが現状報告・情報提供して、現状認識を一致させて 問題意識を共有しましょう、という会だった。 議論の時間はほとんどなく、戦略的・建設的な話はなかった。 もしかしたらオフレコでやってたのかも知れないが。 でもまあ面白かった。現状把握という意味では有用だった。 あとで講演資料を学術会議のウェブサイトに載せるそうなので、 しばらくしたら見てみよう。

学術会議のロビーに学術の動向のバックナンバーが置いてあったので 暇つぶしに見てみたら、2014年11月号でオープンサイエンスが特集されているのを 見つけた。しばらくしたら J-Stage で無料閲覧できるようになるはずだが、 ページ数が多いので冊子を買ってもいい。あとでアマゾンでポチるか。 紀伊国屋が取り扱ってないのは何でだ。

今日は Concrete5 を試してみた。ウェブ上に転がっていたチュートリアルを 真似して Nifty C4SA というクラウド上で動かしてみた。 クリック一発でインスタンスができちゃうなんて、クラウド環境は楽ちんだなぁ。 まぁその分高いが。

  • ページ上の規定の位置(エリア)に各種コンポーネント(ブロック)を配置していって ページを作るというやり方。確かに初心者に優しい。

  • ブロックの種類は実用に充分なだけ揃っているようにみえる。

  • エリアの配置はテーマによって固定化されている。 エリアを調整するにはテーマファイルを改造しないといけない。 テーマは PHP で書かれているので、改造するには PHP をハックしないといけない。

  • 最新バージョン 5.7 に対応しているフリーのテーマはほとんどない。 5.6 用はいっぱいあるようだが。

テーマの問題さえ解決できればツールとして悪くないように思える。 今すぐ何かをしないといけない訳ではないので、しばらく様子を見よう。