さくらインターネットのDNS設定

さくらインターネットにおける、 「会員メニューのドメイン設定」と「レンタルサーバのドメイン設定」の 関係についてのメモ。

これまで個人サーバとしてさくらのVPSを使用してきたが、 VPSだとシステムの入れ替えなどで長時間停止したり 引っ越ししたりしなければならず、ウェブページのような システム非依存のコンテンツは別にした方が楽かもなぁ、と思ったことが きっかけで、レンタルサーバを借りてみた。最安価の月額129円プラン。 ftps の設定がやや解り辛かったがググって解決。 えーと、一応張っておくか。ftp クライアントは lftp を使用。

set ftp:ssl-auth TLS
set ftp:ssl-force true
set ftp:ssl-allow yes
set ftp:ssl-protect-list yes
set ftp:ssl-protect-data yes
set ftp:ssl-protect-fxp yes
set ssl:verify-certificate no

さてそれはともかく、DNS の設定も変更しなければならない訳だが、 VPS の場合は「会員メニュー」のドメイン設定で、 レンタルサーバのマルチドメイン(バーチャルホスト)設定は レンタルサーバの「サーバコントロールパネル」のドメイン設定で 変更することになっており、両者の関係がよく解らなかった。

ちょっと試した結果、例えば blog.emaita.jp は、

  • 両方に設定しても、さくらのユーザインターフェイス上でエラー等は出ない。
  • 片方の操作は他方に影響しない。
  • 両方に設定するとレンタルサーバの設定の方が優先される。
  • 会員メニューの方は、 emaita.jp ゾーンの blog.emaita.jp エントリで、 レンタルサーバの方は、 blog.emaita.jp ゾーン の blog.emaita.jp エントリで、 別ゾーンということのようだ。
  • レンタルサーバの方に全く同じ emaita.jp ゾーンを作成するテストはしていない。 その場合はエラーになるのかも知れない。

ちょっとすっきりしない気がするが、会員メニューのドメイン設定には エントリ数上限がある(契約台数あたり5エントリ)ので、 レンタルサーバ側で処理できると余裕ができる。 レンタルサーバのマルチドメイン(バーチャルホスト)に上限があるのか どうかは判らない。ヘルプに書いてないから無限にできるのか?