JaLTER データベース略史

同じ仕事を何年もしていると、過去の出来事の時系列が不確かに なってくる。時々整理しておく方がいざという時に慌てなくて良い。

2006年末:JaLTER 設立。研究データベースの開発運用をミッションのひとつに謳う。
2007年度:環境省・環境技術開発等推進費「森林・草地・湖沼生態系に共通した 環境監視システムと高度データベースの構築」から システム構築の予算を確保。
2007年7月:台湾での ILTER-EAP 情報管理ワークショップに参加し、 EML処理系に関する情報を収集。JaLTER データベースを EML処理系で構築する方針を固める。
2007年後半:JaLTER データベースのプロトタイプ構築。
2007年末?:国立環境研究所・地球センターに機材を搬入、設置。
2008年1月:JaLTER 関係者を対象に講習会を開催(東大・弥生)。 以降、年1回程度頻度で継続。
2008年3月:JaLTER データベースの試験運用開始。 JaLTER 関係者向けの限定公開とする。
2009年3月:「JaLTER Network におけるデータポリシー」策定。
2009年10月:JaLTER データベースを一般公開。
2009年末頃:JaLTER Data Center 開発に取りかかる。
2010年夏頃:Morpho の多言語化に際して日本語メッセージファイルを開発チームに 提供、Morpho 1.9.0 に取り込まれる。
2011年3月:日本生態学会の英文誌 Ecological Research に Data Papers が 創設され、JaLTER データベースがそのリポジトリを提供することとなる。
2011年夏頃:ER Data Papers 専用サイトを開設。
2012年前半:JDC が実用レベルに達する。
2012年初夏:JDC の操作解説動画を作成し、Youtube に投稿。
2012年7月:JDC 運用開始。JaLTER データベースの標準入力ツールと位置づけ、 Morpho からの移行を計画する。
2012年9月:JaLTER の講習会で JDC の紹介と実習を行う。
2013年春頃:JDC 試用版サイトを開設。
2013年夏:日本生態学会誌に投稿したメタデータ作成に関する記事が掲載される。

過去のノートを引っ張り出せば細かい日付も判るはずだが、 そこまでする程のことではあるまい。